北海道札幌の似顔絵オンラインショップ 似顔絵ファクトリー

北海道札幌のオンライン似顔絵ショップです。デジタル、アナログ両方に対応。

私はこれで似顔絵を学びました。

北海道札幌の似顔絵作家、高井じゅりです。

 

 

私は似顔絵を仕事にし始めて約10年になります。

最初は勉強し、練習するところからスタートしました。

 

当時を振り返って、

この記事では私がどうやって勉強していたのかを解説致します。

 

ちなみにご依頼につきましてはこちらの記事へどうぞ💁‍♀️

juriart.hatenablog.com

 

高井じゅりの似顔絵勉強法

似顔絵を習得する。

方法としては色々ありますが(通信教育や教室で学ぶ、等)

私は書店で買った本で学びました。

 

私が持っている本は東京の星の子プロダクションで有名な小河原智子さんの本です。

 

小河原さんは昔から何冊も出しているので気に入ったものを買って読み、

練習することがおすすめな勉強法です。

 

とは言ってもどの本が良いのか?

私が持っている中でおすすめのを数冊紹介します。

 

本から学ぶ

似顔絵はどうやって描くのか?

まずは描き方を学ばなければ練習しようがありませんね。

 

描き方を学ぶにはまずは本で基礎から集中的に学びましょう✨

 

初学者におすすめ

初学者におすすめなのが

「似顔絵があっという間に描ける本」小河原智子著

似顔絵があっという間に描ける本 北海道札幌の似顔絵作家高井じゅり

似顔絵があっという間に描ける本 北海道札幌の似顔絵作家高井じゅり

この本は年代、顔型別にそれぞれどういう風に描いていくのかが学べます。

全ページモノクロです。

 

今時の似顔絵って上手くデフォルメしないといけませんね。

各パーツ(目、鼻、口)のデフォルメ方法も載っているので紙と鉛筆を用意して、

読みながら手を動かし練習するのが早道でしょう。

 

現在はデジタルも出来ないと困りますが、

まずは練習段階であればアナログで大丈夫です。

中級者におすすめ

すいません、表紙がボロボロでお見苦しくて。。

「小河原智子の似顔絵入門」です。

小河原智子の似顔絵入門 北海道札幌の似顔絵作家高井じゅり

小河原智子の似顔絵入門 北海道札幌の似顔絵作家高井じゅり

全ページカラーで初めに有名人の似顔絵作品が数ページあり、

前半は顔型、パーツ別の描き方(先に紹介した本と似たような感じ)、

後半が実際に仕事になった時こんな依頼であろう似顔絵の見本(誕生日や結婚式など)がたくさん載っています。

 

最後の方ではアナログ画材の使い方も載ってます。

の3種類です。

 

この本は仕事をしていく上で私は当時の仕事場(ススキノラフィラ)に置きっぱにしていて、

しょっちゅう目を通していました。

 

小河原さんの本はその他にもいくつも持っていますが、

大体描き方については同じ内容の焼き直しに思うので要点だけ抑えた数冊買えば十分では。

 

何度も目を通し練習することが大事ですね。

ネットで学ぶ

「本から学ぶ」があれば現代ではネットからも学べます。

ネットから学ぶには描き方を発信されてる方から学ぶのもアリですが、

ここは基礎を学んだ前提で「感性」の部分です。

 

ネットから学ぶには東京の似顔絵会社「カリカチュアジャパン」がおすすめです。

特にインスタではカリカチュアジャパンのアーティストが多数、

作品を発信していますので気に入った人をフォローし、

どういう風に描いているのか、

実際の仕事ではどういう構成、ポーズで描いているのかしっかり観察する日々が多かったです。

 

模写してみるのも勉強になります。

 

その他上手い人はネット上にごろごろいますので探して気に入った人のを研究するのが良いです。

 

現状からのレベルアップを図るなら上手いプロの作品をたくさん見ましょう。

似顔絵教室

似顔絵の教室で学ぶ場合は趣味かプロかでかわってきますが、

趣味の場合は文化センターや通信教育など。

 

プロ養成だったらそれこそ東京のカリカチュアジャパンや星の子プロダクションの教育を受けてみる道があります。

 

しかも現在は地方民でもオンラインで学べます。

海外からでも学べます。

 

これらは現場で対面で似顔絵を描きたい人向けですね。

(今はコロナ禍もあり、対面似顔絵制作よりも別の受注ルートを確立させた方が長い目で見て良いです)

プロ養成じゃないコースもオンラインであるだろうし、

問い合わせてみるのが良いでしょう。

 

もし札幌で教室で習いたいのであれば、

以前池内で肖像画を描いていた大高三絵子さんが道新文化センターで教室を持っていましたが今はどうなのでしょうね。

 

大高さんは肖像画なのでデフォルメした似顔絵とは異なりますが。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

基本的な似顔絵の勉強方法でした。

 

似顔絵とひとくちに言ってもいわゆる「似てる」のからイラストレーターが描くその人の作風の似顔絵と幅広くあります。

 

現在の私はイラストの方に比重を置き、

イラストの勉強がほとんどで描いているのもイラストが多いため、

だんだんとまた作風もイラストよりに変化を考えています。

 

まずはデッサンで色々描けるようになったほうが描き手としては強いです。

 

似顔絵だけにこだわっているといずれスキルが頭打ちになり、

画力が伸びません。

これは断言出来ます。

 

その先を目指したいなら、

イラストの基礎画力、センスを先に、

あるいは同時に磨いて置いた方が幅を広げやすく色々なポーズ、

構成にも対応出来るようになります。

つまり、顔だけ練習してもダメなんですよね。

 

自分がどの方向を目指したいのかで辿るルートも変わってくると思いますが、

まずは似顔絵の習得比重を置くのであれば本を買って学ぶことから始めましょう。

 

以上、似顔絵の勉強方法でした。

ご意見がございましたらコメントやメールでどうぞ。